G-SHOCK MR-G 120Tの電池交換を工具を買って自分でやってみた

懐かしのG-SHOCK MR-G 120T

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このG-SHOCKは僕が20歳の記念に購入しました。

当時で確か5万円近かったMR-G 120T。社会人になっても、着けていたんですが仕事上腕時計をするとまずい職種になってからは外していました。

それから15年くらい経ちましたかね、長男が

「パパが使っていた時計が欲しい」

と、言うので押し入れをあさって出してみました。当然のことながら、電池は切れている。ただ頑丈が売りのG-SHOCKなので、電池を交換すれば間違いなく動くだろう。

G-SHOCKの電池交換の相場は

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それではということで、ネット上などでG-SHOCKの電池交換の金額を調べてみたんです。そうしたら大体3000円前後くらいですかね?だったら自分でもできるかもしれないと思い立って工具を探すところから始めました。

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そしてアマゾンで購入したのがこの時計工具セット。

購入の決め手はやはりレビューですね。他の似たような工具だと、粗悪品が多いみたいですが、これは皆さんがそこそこ満足している時計の工具セットになります。

工具代と電池代を合わせれば4000円くらいします。

G-SHOCK MR-G 120Tの電池交換を送料込みで考えれば4000円は超えるでしょう。だったら自分でやれば工具代の元が1回で取れるというノリです。

やはりエンジニアは自分で直さないとネタになりませんからね。

G-SHOCK MR-G 120Tの電池交換

実際に時計の電池交換は生まれて初めてになります。

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まずはバンドのピンを打ち抜いて、バンドを外します。こうしないと裏蓋を外しにくいからです。ちなみに、バンドのピンを専用のポンチとハンマーで打ち抜きますが、方向があるので注意が必要。G-SHOCKにはピンの打ち抜き方向が記されていたので大丈夫です。

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こんな感じでピンが抜けます。そうすればバンドが外れる

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バンドが外れたら、固定台にセットします。ちょっと困ったのが、G-SHOCK MR-G 120Tは結構な厚みがあるので、完璧に固定台にホールドさせることができなかったということ。上から押さえながらの仕事になります。固定台を反対向きにして使ったほうが安定していたのでそうします。

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3点支持のレンチの大きさをダイヤルで調整して、裏蓋の溝にはまるビットを取り付けます。ちなみにこのG-SHOCK MR-G 120Tは裏蓋自体がネジになっています。裏蓋を外せばすぐに電池が見えるようです。

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こんな感じで裏蓋を反時計周りに回して外す。これがかなり固い。今までのゴミやら何やらが詰まっているせいかもしれません。なんとか回せましたが、物によっては固着が激しすぎてこの工具では回せない時計も出てくるかもしれません。

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蓋を外すと電池が見えます。CR2016が1つ。

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特に酸化防止の電池ではありませんでした。やはり20気圧にも耐えうるG-SHOCKだからかもしれないですね。

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電池を外して新しい電池を入れる。

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ボタン電池は300円程度。

時計用のボタン電池もあるみたいですね。

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電池を交換したら戻すだけ。

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パッキンが噛まないように。一応シリコンのスプレーを塗って締め付けました。

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レンチで裏蓋を締める。

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あとはバンドをつなげれば完成です。

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きちんとバックパネルの照明も点灯しました。

今回嬉しかったのは、子供が自分が使っていた腕時計を気に入ってつけているということ。こういうのって嬉しいですよね。

大切に使って欲しい。だけど、このG-SHOCK MR-G 120Tはとっくに生産が終わって補修部品も出ないらしい。

今はMR-Gもいろんな種類があるみたいですね。GPSと電波時計が合わさっているのもあるみたい。時代は変わったな。値段は高いです。

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