複数のサイトを運営する場合、サーバー選びはどうするか?

リスクの分散はいいことだけど・・

もし、あなたがHPやブログを運営していて、そこから収入を得ているとします。HPやブログが1つしかない場合なら今回とりあげる問題には該当しないんですが、複数のサイトを運営している場合、サーバーはどうしますか?

実は僕は複数のWebサイトを運営しています。お恥ずかしながら、それぞれ無料のレンタルサーバーを借りているんですが、ここにきていろいろな弊害が出てきました。

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問題点をあげると

1、レンタルサーバーの運営が急に終わってしまった

2、3ヶ月間更新しないと、広告表示が前面に出てしまう

3、FTPで接続ができなくなってしまった

どれもヤバイですが、本当の話です。1つ目のレンタルサーバーが急に終わってしまったというケース。これは悲しいことに割といいアクセスを稼ぎ出していたサイトから、急に収入が途絶えてしまったのです。アクセス解析を見てみると、なぜか0になっている。サイトを見てみたら、なんと無料レンタルサーバーの運営が終了していたというオチ。

もう、やりきれない気持ちでいっぱいですよね。どうしようもできません。そして2つ目の3ヶ月間更新しないと、広告表示が前面に出てしまうというケース。これは僕はものぐさで、放置していても、月に3万程度稼ぎ出してくれるサイトをいくつか運営しています。これが、3ヶ月経つと、広告が一気に前面に出てきてしまうんです。

そして最後になりますが、FTPで接続できなくなってしまったというケース。もう、こんなサイト他のサーバーに移してやろうと思っても、削除することすらできないんです。なので新しいサイトを他のサーバーに移すとスパムになってしまうわけです。最悪です。問い合わせても無視されてますし、パスワードなどが変更になった旨の連絡すらありませんでした。

こういったことがあるから、最近では無料レンタルサーバーはやめるようにしているんです。

サイトごとにサーバーを借りるべきかどうか

これもコストの問題になってくるんですが、できることならサーバーをサイトごとに借りるほうがいいと思うんですよね。ドメインも取って、レンタルサーバーを分散させる。もしAというサーバーが落ちていても、Bというサーバーは動いている。

つまりリスクが分散できるわけですよね。これを僕は無料のレンタルサーバーで行ってきたんです。ですが、無料だと無料レンタルサーバーの運営会社に鍵を握られてどうしようもできないことが多い。

HPやブログで収入を得ようと思っている人は、最低でもドメインとレンタルサーバーを借りた方がいいです。

できれば、運営しているHPの数だけドメインを取得して、サーバーも分散させた方がいいかもしれない。これが一番リスクを回避できる方法でしょう。

では僕は今どうしているかというと、一つのレンタルサーバーだけを借りてそこにマルチドメインの設定をしています。こうすると、レンタルサーバー代金は1つだけで済みます。ですがサーバーが落ちた時が怖い。その時はすべてのサイトがストップしてしまいます。だけど、コスト的に現在は1つのレンタルサーバーにマルチドメイン設定で複数サイトを運営しています。

無料サーバーのHPを順次引越し中

そして、無料のレンタルサーバーにアップロードしてきたサイト群をこのレンタルサーバーに順次引越しさせています。

その理由はやはり自分でコントロールできるところに置いておく必要があるということ。そして、古いHPをレスポンシブデザインのワードプレスに移行していくということ。

この2点を重点的に引越しさせています。今の時代は半数以上がスマホでサイトを閲覧しています。なので、レスポンシブデザインを取り入れていないサイトはスマホでは見づらくて、ユーザビリティを損ねてしまう。

それをこの機会なので改善しています。

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僕が今借りているレンタルサーバーはCPIレンタルサーバーです。

レンタルサーバーも4回変更してきました。最初はお名前.comのレンタルサーバーを借りていました。ですが、ある程度のアクセスを稼ぐようになったら転送量が追加で請求されるようになったので、転送量に制限がないベストサーバーに引っ越しました。

そして、HPをそれまではホームページビルダーで作っていたんですが、ワードプレスのサイト運営に変更しようとしてXサーバーにまた引っ越しました。ベストサーバーではワードプレスが使えなかったからです。Xサーバーではある程度使い勝手もよく満足していたんですが、問題は容量でした。僕のHPは写真を多用するので、すぐに容量がいっぱいになってしまう。なのでXサーバーからCPIレンタルサーバーに最終的に変更したのです。

CPIのサーバーは容量も無制限です。そして、503エラーがでにくい。今の時代ソーシャルメディアからの爆発的なアクセス増加が起こり得ます。脆弱なサーバーだと、その負荷に耐えきれなくなって、アクセスしても503エラーが表示されてしまう。

CPIサーバーのメリット

1、無制限にマルチドメイン設定ができる

(1つのサーバーでいくつものサイト運営が可能)

2、容量が無制限

3、安心のKDDI回線

4、サーバーが強固なので、503エラーを回避できる

こういったメリットがあり機会損失をなくすために、CPIサーバーを選んだのです。マルチドメインもOKなので、主要なサイトをすべて集めることにしました。

サイトの運営で収入を得るのなら

サーバーだけはいいところを借りたほうがいいです。Xサーバーも使い勝手はかなり良かったんですが、問題は容量だけでした。写真を多用するサイトを運営するとすぐに容量がオーバーになってしまうのが残念なところです。

ですが、ドメインはXサーバーから取得しています。ドメイン管理はXサーバーのサービス。レンタルサーバーはCPIレンタルサーバーを借りています。

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無料のレンタルサーバーに財産となるHPをアップロードするのは、はっきりいって辞めたほうがいい。特に収益が上がってきたのならこそ有料のレンタルサーバーを借りましょう。ドメインも取得すれば、サーバーに不具合があって引っ越したとしても大丈夫ですから。

そんなわけで、僕はこのzero-enと他にメインのサイトをCPIのレンタルサーバーで運営しています。

サーバーにはこだわってください。これは本当の話です。

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