繰り返す椎間板ヘルニアとの戦いにマイ松葉杖を買ってみたら大満足。

椎間板ヘルニアは繰り返す

僕は椎間板ヘルニアを患っています。歴史は古く、中学生の頃交通事故で腰を痛めてしまった。そして19歳の頃にもバイク事故で股関節脱臼をして3ヶ月間入院して、1年間ほど松葉杖生活。

本格的に椎間板ヘルニアになったのは、今から7年前。きっかけは笑えないことにくしゃみでした。力一杯くしゃみをしたらその場で動けなくなり、そのまま病院へ。

診断結果は椎間板ヘルニアです。その時は一週間ちょっと入院してその後、自宅療養で1ヶ月ほど会社を休みました。しばらくは大丈夫だったんですが、今から2年前にやはりヘルニアを再発しました。

そして一昨日またもヘルニア3度目の発症。お医者さん曰くヘルニアは治る病気ではなく、治すには手術するしかない。ただ手術に踏み切るには、それこそ圧迫した神経が各部へ痺れや麻痺などの症状を引き起こすくらいになってからとのこと。

僕もこのヘルニアという病気の癖がわかってきて、普段持たないような重い物を持ったりすると、その後腰が90度曲がってしまうようなおじいちゃんモードになります。

そしてその鈍い痛みから、一定の時間が経過すると神経を突き刺すような激痛が出たりする。どうやって治すのかというと、これはもう安静にしているしかないんです。

今日も神経を突き刺す痛みを感じて、病院へ行ってブロック注射なるものを打ってきました。ブロック注射すると若干痛みが緩和されていきます。

あとは時間をかけて薬と湿布で治していく。時間が経過すると神経を圧迫していたものが少しずつ元に戻っていき、痛みがなくなるところまで戻っていきます。

一度なったら治らない。ヘルニア。長く付き合っていく病気になります。

ヘルニアの時に一番困るのが移動しないといけない時。例えばトイレに行きたい時や病院に行かないといけない時。どうしても移動せざるを得ない時は、車椅子や歩行器。松葉杖などの道具に頼らざるを得ません。

激痛が走る時は、神経を刺激している体勢にあります。その体勢さえ取らなければ、日常生活を送れないことはありません。寝返りをうつときなどなるべくそーっと姿勢を変えるんですけど、失敗すると激痛が腰にズドーンと襲いかかってくる。

病院に行けば、松葉杖をレンタルしてくれます。僕がかかりつけてる病院での相場は1ヶ月に1000円〜3000円くらいですね。

ですが、本当に必要な時すぐにあるのかというとそうではないのが松葉杖。

ということで、逆転の発想です。マイ松葉杖を買うことにしました。

あれば便利なマイ松葉杖

今回僕が買った松葉杖はこちらのものです。

Amazonか楽天で迷ったんですけど、最近は楽天を積極的に使うようにしています。楽天の方がポイントが貯まりやすいのと、値段を比較すると送料を考慮しても楽天の方が安かったりすることが多々あるからです。

しかも届いたらすぐに使って職場復帰をしたいので、送る前にショップの方で調節しておいてくださいと伝えておいたらちゃんとその通りにしてくださいました。

良心的なショップさんとご担当者様に感謝です。

そんなわけで、松葉杖の到着待ち。

マイ松葉杖のメリットを考えてみた

まさかマイ松葉杖を買う日がくるとは思わなかった・・。しかし買った以上は活用しないといけません。活用する機会が多いと逆に困ってしまうんですけど・・。

マイ松葉杖を買うメリットを考えてみました。

・病院と違いレンタル料がかからない

・レンタル料を考えると、意外と安く購入ができる

・他人が使ったものはちょっと・・というきれい好きな人にもおすすめ

・ある程度調整幅があるので、家族間で使える

・必要な時すぐそこにある安心感

ざっと考えただけでもこのくらい思いつきます。前も書きましたが、病院で松葉杖をレンタルすると1月に1000円〜レンタル代金がかかります。僕は人生ですでに3、4回は松葉杖を使ってるので早々に買ってしまった方がいい。

さらに、3000円代でアルミ製の軽いものが買えてしまう時代です。木の松葉杖よりよっぽど軽くて使いやすいです。

潔癖性の人だと、レンタル品って不特定多数の人が使ってるのでちょっと敬遠しがちですよね。そういう心配もありません。僕が買ったものは中身長タイプなので157cm〜178cmまでの人が使える大きさです。

奥さんもこの身長に該当しますし、長男も使えるサイズ。もうちょっとしたら次男も使えるサイズです。家に1本あれば家族間でシェアできる。

そして最後にやっぱり思うのは、一番使いたい時にそこにある安心感。何が一番大変かって、最初に病院に行く時です。奥さんも仕事だから付き添ってもらえないし、しょうがないから100円ショップでおじいちゃんがつかってる杖を買ってきてもらい、杖をついて行ってきました。

もし家に松葉杖があれば、病院へ行く負担も相当軽減できます。杖と松葉杖では雲泥の差です。脇で体重を支えられるのと、腕で支えなければいけない差は考えるまでもないですよね。

そんなわけで、ついに40代になってマイ松葉杖を購入してしまいました。

実際に届いた松葉杖を紹介

こちらが実際に購入した松葉杖です。アルミ製なのでとても軽いというのが第一印象です。昔使っていた松葉杖のほとんどが木製だっただけに、アルミになっているというだけでかなりの軽さを感じます。

身長157cm〜178cmに対応しているということで、目安になるメモリがふってあります。

調節は2箇所で行います。全体的な長さを変えるときは下の部分で行います。

メモリの横に付いているシルバーのボタンを両方押しながら、杖を縮めます。

すると、下の穴でカチャっと音がして固定されます。

調整穴は9箇所です。おおよそ3cm刻みになっています。

僕が購入した中型タイプだと

157cm,160cm,163cm,165cm168cm,170cm,17cm,175cm,178cmです。

これ以外の微調整はできません。どうしても微調整をかけたいというときは、底面のゴムパッドとの間になにかスペーサーを噛ませるなどといった方法をとるしかないかな。

ただ、そういった使い方はあまり推奨されてませんよね。パッドも減ってくるものだし、3cmの刻みで調節をかけていけば体感的にはどうにかなると思います。

取っ手をつかむ位置は貫通のネジタイプ。ここの調整穴は5箇所です。これらの調整部分で自分にフィットする場所を見つけて使います。

脇に挟むゴムはシリコン素材っぽいです。ショップによると交換パッドだけでも購入が可能となっています。

底のパッドを外したらこのような状態でした。アルミフレームはきちんと面取りされているので作りは丁寧です。

特に溶接をしてる部位もないので、物理的な衝撃等がなければ長く使えると思います。

僕は身長が178cm程度あるんですが、最大サイズに合わせて出荷してもらったら大きく感じました。なので175cm穴に落として使っています。手の位置は最初からショップさんに178cmで合うようなところとオーダーしてい為、そのままの位置でフィットしています。

木製の松葉杖と比較するとどうなのか?おそらく耐久性では木製の方に軍配が上がると思います。しかしアルミの方が軽量でデザインも綺麗です。

本当に毎日の生活に松葉杖が欠かせない人は、ちゃんとした木製のものを専用につくってもらったほうがいいです。

僕のようにたまに松葉杖が必要になるときがある、家族間でシェアをするときがあるといった人はこちらの松葉杖で全然大丈夫。もう買って大満足です。

松葉杖も安くなったもんだなと感心して使っています。使い心地は普通です。軽い分体の負担が小さいと思うのでおすすめです。

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