会社で「自分しかできない仕事」を作らないほうが身のためだということ

自分しかできない仕事を作らない

会社という組織の中に身を置く人への記事になります。

あなたは、会社員として組織の一員で仕事をしていますか?会社という組織の中ではいろいろな仕事があると思います。

昔僕は、「自分にしかできない特技を持つべきだ」と思っていました。

それが、「自分しかできない仕事」へとつながり、ひいては自分の代わりはいない貴重な人材である!と会社にアピールができる。

そう信じていたんです。

最近の僕のポジションは、僕しかできない仕事が多くなりつつあります。

正確に言うと僕以外でもその仕事はできるんですが、面倒臭かったり忙しかったりクレームをたくさんもらう可能性があったりで手を出しにくい仕事です。

他の人に言わせると「やりたくない仕事」ということになります。

自分しかできない仕事の危険性

最近思うことは、「自分しかできない仕事」は最小限にすべきだということ。

その理由は簡単です。

病気などで休みを取りたい場合、代わってもらえる人がいないということ。

去年の僕はまさにこの状態にありました。結果、病気をこじらせてしまいインフルエンザになったり溶連菌にかかったりしてしまった。

僕しかできない仕事を持っていたため、限界まで無理をした結果大きな病気にかかってしまたということ。

僕の場合は「嫌な仕事だから手を出したくない」という部類の仕事だったため、僕がドクターストップかかった時は渋々上司がその仕事の穴埋めをしてくれました。

仕事を休めなくなる罠

自分しかできない仕事を作ってしまうと、仕事を休むことが非常に難しくなります。その仕事が急ぎでなくて、1日時間を空けてもカバーできるのなら問題ないです。

ただ僕のように長期的にドクターストップがかかったりすると機能を停止してしまいます。自分以外の誰かに仕事を引き継げないということはかなり危険なのです。

去年インフルエンザなどで休んだ時も必要最小限以外のことはすべて仕事が残っていました。本来なら、その期間の仕事はすべてきちんと流しておいて欲しいんですが、代わった上司も面倒くさかったんでしょうね。

出勤許可が下りてから机に向かうと張り紙だらけでしたからね。

このように、「自分しかできない仕事」を作ると自分の首を絞めてしまいます。

企業にとって大切な人材になるという意味で、その仕事のスペシャリストになるのは問題ないんですが他の人がカバーできなくなるとやばい。

自分の身のためにも誰かにカバーをしてもらえる体制を敷いておきましょう。

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