Categories: 書評

書評「おとなの自由研究」いい大人が体当たりでいろんなお馬鹿な研究をして笑える一冊

「おとなの自由研究」という本があるんですが、この本が笑えます。

知っている人は多いと思うんですが、デイリーポータルZのレポートを再構築して一冊の本にまとめたものなのですが、面白いんです。

デイリーポータルZの本って最初わからないで手に取ったんですが、いい年こいたおとなが真面目に変なことを繰り広げているわけです。

この「落ちているお金探しツアー」というものがあるんですが、これは僕もリアルで試した事があります。

街中を歩いて、2時間くらいって時間を決めて落ちているお金をいくらゲットできるかって。僕は100円見つけて終わったわけですが、同じ事をしているおとな達がいたのか!?

と、ある意味親身になってしまいました。

狙っているところは自動販売機のそばだったり、皆さんがお金を路上で出し入れするようなところなんですけどね。こんな事を真面目にやってしかも本にしちゃうあたりがすごいです。

ペラペラと読んだ後に気がついたのが、デイリーポータルZの本だったのかっていう事。

毎日サイトは面白い事をやって、よく見に行きますがそれが本にまとまっているわけです。

この糸電話で市外通話っていうのもすごいと思った。川をはさんで超長い糸電話をつくって、それがきちんと聞こえるかを実証しています。

多摩川をはさんで東京都と神奈川県に分かれて糸電話で市外通話なんかある意味すごいです。

素朴な疑問っていうか、それを実行してみるあたりが素敵。

デイリーポータルZのサイトも毎日こんなことをやっているので、面白いんですがこの本もその中から抜粋したものを構築し直しているので面白いものばかりです。

ぜひ手に取って読んでみてください。

ゼロゼロもへじ